バルセロナのハータ(Herta)は、タイの都市プーケットに自社の顔認証ソリューションを導入すると発表した。
プーケットのセーフシティー・プロジェクト(Safe City project)は、ポイントIT(Point IT)との共同で行われており、ハータはコマンドセンター、スマートカード・システム、高速ネットワークリンク、自動ナンバープレート認証なども必要とする同プロジェクトに顔認証ソリューションを提供する。
このプロジェクトの重点は、これら革新的な実装で街を守り、住民にとってより安全な街にすることだという。
検問所では、警官が携帯電話を使って、街に入ってくる車の全乗員を写真に撮影。そして写真/ビデオのストリーミングが、無線アクセスポイント経由でハータのバイオサベイランス・ネクスト(BioSurveillance NEXT)システムのネットワークに送信される。
ブラックリストに載った対象者が検知されるたびに、システムから警備員の携帯電話にアラームが送られる仕組みだ。
ハータ(Herta)は、顔認識ソリューションを開発する企業。同社はスペイン・バルセロナに本社を置き、マドリードのオフィスに加え、ロンドン、ロサンゼルスにオフィスを構えている。
ビデオ監視、アクセスコントロール、マーケティングに必要な製品向けに迅速、正確、堅ろう、かつエンドカスタマー志向のソリューションを提供。50カ国にパートナーと世界で150の認定インテグレーターを擁している。
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・ハータ(Herta)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。