株式会社ZMPは、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」を活用し倉庫や工場内で無人での搬送を実現する取り組みを推進している。その一環として、凸版印刷株式会社と共同で、CarriRoとRFIDを組み合わせた無人棚卸ソリューションの開発を進めている。
同ソリューションは、路面に貼られたランドマークをCarriRoに搭載したカメラにより識別することで進行方向を定め、完全な自律走行を実現したCarriRoが、電波を外向きに照射するRFIDリーダを搭載したRFIDキットをけん引することで、CarriRoが無人走行をしながらRFIDを読み取るという。同ソリューションの実現により、大きな労力を要する棚卸作業のさらなる効率化、省人化に貢献する。
ZMPと凸版印刷は今後も同ソリューションの開発や実証実験を進め、2019年までに「CarriRo Connect(キャリロコネクト)」として、CarriRo×RFIDによるソリューションの製品化を目指すとしている。
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・CarriRo(キャリロ)
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