産業用バーコードリーダーなどを手がける米コグネックスは3月7日、物流業界向けに、AI(人工知能)を活用し、搬送物の検知や確認を行うシステム「In-Sight 2800 AI搬送物分類システム」を開発したと発表した。
は、同社の「In-Sightプラットフォーム」をベースに、AIベースのエッジラーニング技術を活用したしたシステム。出荷ソーター上、トートやトレイ内に搬送物が存在するかどうかの確認、梱包(こんぽう)タイプの分類、コンベア上の問題の特定などが可能。
また、エッジラーニング技術を採用したことで、複雑な背景や低コントラストの背景でも搬送物を検出することができる。そのため、仕分けプロセスの自動化と物流業務の検査精度の向上が見込めるという。
システムのセットアップは15分以内で完了が可能。エッジラーニングの場合、トレーニングはデバイス上で行われるため、熟練したエンジニアを必要とせず、少量の枚数の画像で学習を完了することができる。
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