デンマークのAMR(自立走行搬送ロボット)メーカーのMobile Industrial Robots(MiR)は3月22日、同社の複数のロボットを管理するクラウド型ソフトウエアツール「MiR Insights」を発表した。
「MiR Insights」は、管理者がMiRの複数台ロボットの運用状況を追跡・分析し、パフォーマンスを改善するための実用的なインサイトが得られるクラウドベースのソフトウェアツール。「データダッシュボード」と「ヒートマップ」を主な機能で提供する。
「データダッシュボード」では、走行距離、ミッション達成率、ロボット稼働率などのKPIをモニタリングする。「ヒートマップ」は、時間経過と物理的な位置情報でロボットの動きを追跡し、Wi-Fiの電波が届きにくい場所やロボットの移動のボトルネックになりそうな場所を視覚化することができる。
ソフトは、マイクロのクラウドサービス「Azure」を通じて提供し、MiRのフリートマネジメントソフトウェア「MiR Fleet」と連携して使用。データはクラウドに保存する。また、「MiR Fleet」からデータを読み込んでいる間も、ロボットの運用を妨げることなく利用できる。
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