ラピュタロボティクス株式会社は、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」導入の初期費用を低減するサブスクリプションプランの提供を開始した。
「ラピュタASRS」は、ブロック単位で設置でき、専用コンテナが作業者のところまで自走してくれる自動倉庫だ。
今回発表されたサブスクリプションプランは、倉庫環境や必要とされるスループット等の要件に合わせて設計をカスタムすることができる「ラピュタASRS」の特性上、均一の月額料金で利用できるサブスクリプションとは異なる。
自動倉庫導入時の工事費とWMSなど、利用者側での既存システム改修費は現時点ではサブスクリプションに含まれず初期費用として発生し、別途月額利用料を支払う形だ。
サブスクリプションの利用が想定されているのは、3PL事業者や、荷主との契約期間が決まっており長期目線での設備投資が難しいケース、新拠点でのマテハン機器導入ご検討中の事業者や、さらな自動化を検討中の企業が挙げられている。
ラピュタロボティクス代表取締役CEOのモーハナラージャー・ガジャン氏は、「ロボットをより身近にするという私たちのビジョンを達成するには、テクノロジーだけでなく、よりトータル的なイノベーションが必要だと考えている。私たちはラピュタPA-AMRシリーズでロボットの価格モデルでもパイオニアとなっているが、今回はラピュタASRSで導入障壁の引き下げを実現したと考えている。」などとコメントしている。
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