日本通運、ラピュタロボティクスの協働型ピッキングアシストロボットを導入し生産性が約2.5倍向上

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社である日本通運株式会社は、同社のNX小牧流通センターへ、ラピュタロボティクス株式会社の協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」 を納入した。

NX小牧流通センターでは、出荷工程が熟練者の経験に依存しており、省人化と標準化が課題となっていた。

そこで今回、AIが最短のピッキングルート提案と荷物の搬送代行を担うピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を導入した形だ。

その結果、稼働開始から3か月で、出荷工程の生産性が1時間あたり42.9件であったところ、約2.5倍である110.8件へと向上した。

その他にも、作業が標準化したことで新人とベテランの作業スピード・精度の差が縮小したほか、省人化により限られた人員を高付加価値業務へ再配置でき、労働力不足に対応することができたのだという。

今後は、WMS改修を進め、対象業務を現状の1日あたり500行から1,000行へ拡大する予定だ。

関連記事:
ピッキングの重要性とは?ミスを低減し生産性向上やコスト削減に成功した製造業の事例も紹介
付加価値生産性を知ってますか?「生産性向上」の真の意味と、2つの視点・成功事例から学ぶ稼ぐ力

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録
モバイルバージョンを終了