株式会社NTTデータ、株式会社日新システムズ、株式会社ネクステムズの3社は、分散型再生可能エネルギー電源(以下、分散型再エネ電源)の情報を収集・可視化・分析する、情報流通基盤に関する実証実験を、宮古島で2022年7月から2023年3月末まで実施する。
実証実験では、NTTデータの「グリーン分散エネルギー情報流通基盤」、日新システムズの「エリアアグリゲーションシステム」、ネクステムズの「分散型再エネ電源機器」を活用する。
具体的には、宮古島内に設置したネクステムズの太陽光5MWをはじめとした蓄電池、電気自動車(EV)などの分散型再エネ電源機器から、日新システムズの電力需給制御システム「エリアアグリゲーションシステム」で情報を取得。NTTデータの情報流通基盤で、電力の需要量や供給量等の可視化および、地域単位での再エネ自給率の把握・分析を実証する。
将来的に3社は、宮古島での実証結果を踏まえ、脱炭素先行地域を目指す地方自治体に実証内容に基づいたソリューションを提供していくとしている。
また、将来的には、蓄電池を含むエネルギー制御・調整システムの提案や、社会インフラデータ収集による各種インフラデータ・他アグリゲーターとの連携なども想定しているという。
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