株式会社ファミリーマートは、AIを活用した配送シミュレータによる配送コースの設定やクリーンディーゼル車両やFC(燃料電池)小型トラック、環境配慮型配送車両の導入などの取り組みにより、2024年度の物流配送において排出されたCO2が、2017年度対比で12.8%削減となったことを発表した。
AIを活用した配送シミュレータの取り組みでは、2022年10月から弁当やサンドイッチなどの定温・チルド配送にて運用を開始した。
その後、2023年10月からアイスクリームや冷凍食品などの冷凍配送、2024年6月から加工食品・ドライ飲料などの常温配送に導入し、店舗配送の最適化に繋げている。
効率的なルート設定によって、配送コースや配送車両台数が約10%削減されるとともに、2017年度対比で走行距離は約5,300万キロと、約20%の削減を実現したのだという。
ファミリーマートは今後も、配送シミュレーションの精度向上や配送ルートの最適化に加え、環境配慮型車両の導入や他社との協業・連携などの取り組みを強化し、物流配送におけるCO2排出量削減を推進するとのことだ。
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