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ヴイエムウェア、拡張現実(AR)と複合現実(MR)の両体験の管理を可能にする、スマートグラス対応のVMware AirWatch®統合ソリューションを発表

ヴイエムウェア、拡張現実(AR)と複合現実(MR)の両体験の管理を可能にする、スマートグラス対応のVMware AirWatch®統合ソリューションを発表

VMware, Inc.は、米国アトランタで開催中のConnect 2016で、エンタープライズ モビリティ管理ソリューションのVMware AirWatch®の新機能として、スマートグラスを管理できる機能の追加を発表した。

今回の機能追加により、拡張現実(AR)や複合現実(MR)デバイスを活用してビジネス プロセスの変革を目指す企業および団体は、VMware AirWatchを一貫性のある管理プラットフォームとして活用でき、スマートグラス管理の合理的なオンボーディング体験の提供に加え、スマートグラスのネットワーク設定やアプリケーション開発も効率的に行えるようになるという。

統合エンドポイント管理(UEM)ソリューションの管理対象としてウェアラブル デバイスが含まれるのは業界初であり、VMwareは、顧客が既存のデスクトップやモバイル エンドポイントだけではなく、スマートグラスも管理できるように支援するという。VMwareはまた、APX Labs社、Atheer社、Intel社、ODG社、Vuzix社との協業を通じて、ウェアラブル デバイスの管理とアプリ配信ソリューションも積極的に支援するという。

スマートグラスとARアプリケーションの統合は、業界を問わず、さまざまな組織の間で実践され始めているという。Tech Pro Researchの最近の調査(1)では、企業の67%が将来的にARを活用したいと考えていると回答している。ARの活用により、企業の生産性や効率性の向上が見込まれる半面、IT部門にとってはこれらのデバイスの設定、セキュリティ、管理、展開、アップデートなどに関する大きな課題の解決が求められる。

VMwareは、このような市場の成長に企業や団体が対応し、加えてIT部門がAR/MRデバイスの活用に伴う課題を解決できることを目指し、今回、主要なスマートグラス メーカやアプリ開発者とパートナーシップを結び、VMware AirWatch Enterprise Mobility Management™プラットフォームにウェアラブル デバイス管理機能を追加した。そして組織が、既存のモバイル、タブレット、ラップトップに加え、AR/MRデバイスを管理できるようにした。

IT部門は、今回の機能追加により、合理化されたオンボーディング体験を提供できるほか、ネットワークやアプリケーションでのデバイス設定も容易に行えるようになる。また、組織は、VMware AirWatchを基盤とする他の既存の端末とともに、スマートグラスをわずか数回のクリックで安全に管理できるようになる。

Android搭載のスマートグラスをサポートしたVMware AirWatchは、2016年第4四半期(10~12月)の後半に提供開始予定。

【関連リンク】
ヴイエムウェア(VMware)
APX Labs
Atheer
インテル(Intel)
ビュージックス(Vuzix)

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