株式会社セラクとトレンドマイクロ株式会社は、農業IoTの分野で提携した。セラクが提供する農業IoTサービス「みどりクラウド」のセキュリティ対策として、トレンドマイクロのIoT機器向けセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security(以下、TMIS)」を実装する。
セラクは、農業にIoT技術を融合した圃場環境モニタリングサービス「みどりクラウド」の次世代機能として、温度センサなど様々なセンサから取得し蓄積したデータをAIを使って分析し環境制御機器と連動させることで、圃場の環境変化や最適な生育環境の実現に対しボイラーや窓の開閉装置などを動作させ圃場環境をコントロールする「環境制御サービス」を2018年11月15日から提供開始する。
同サービスでは、作物の生育に直接的に影響を与える環境コントロールを遠隔操作で行うことから、これまで以上にセキュリティを高め、ネットワーク経由で脆弱性を狙うサイバー攻撃を防御するため、「TMIS」を採用。「環境制御サービス」に含まれる「環境制御オプション」に標準で組み込まれる。なお、従来から提供されている、温度センサやカメラなど圃場のセンサデータを可視化する圃場の「センサデータモニタリングサービス」のオプションとしても追加することが可能だという。
「TMIS」の特徴は以下の通り。
- IoTゲートウェイに柔軟に組み込むことが出来る
- 脆弱性スキャンや仮想パッチの適用など必要なセキュリティ機能が備わっている
- クラウド型セキュリティ基盤と連携することでより迅速な防御を実現できる
【関連リンク】
・トレンドマイクロ(Trend Micro)
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