神奈川県では、豚の飼養戸数が減少傾向にある一方で、一戸あたりの飼養頭数は1,000頭以上に増加しており、効率的な豚の飼育が求められている。
そこで株式会社コーンテックと東日本電信電話株式会社神奈川事業部(以下、NTT東日本)及び有限会社臼井農産は、養豚業界における生産の効率化・省力化および知見の継承に向けて、AIカメラを活用した養豚の体重・体格・肉質測定の実証実験の取り組みを開始する。
今回の実証実験では、コーンテックの深度センサー付きAIカメラにより、最大50頭の飼養豚を同時に体重および体格による肉質を計測する。また、豚舎管理として温湿度・CO2濃度も計測する。そして計測したデータは、クラウド上のサーバーにデータ蓄積し、飼育・出荷判断時に活用する。
さらに、蓄積された計測データと飼育・出荷判断データの相関性を導くことで、熟練作業員のノウハウを見える化した知見の継承、適切な時期での出荷に役立てていく。
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