養豚事業において、豚の重量は売却時の等級を決定する重要な基準である。しかし100㎏を越える豚の体重測定作業は重労働であり、肥育豚自身にも大きなストレス負荷がかかるという課題があった。
そこで株式会社Eco-Porkは、豚体重の測定を完全自働で行うAI豚カメラ「ABC(AI Buta Camera)」の提供を開始した。
AI豚カメラ「ABC」は、画像認識技術等のAI技術を活用し、同時に複数の肥育豚の体重・成育状態を完全自働で推計し、Eco-Porkが提供する養豚経営管理システム「Porker」と連動することで、豚の体重・生育状態を遠隔地からリアルタイムで把握する事が可能となる。
豚の輪郭を含む複数の特徴点を、開発したAIモデルに取り込み体重推計させるため、豚が寝転んでいる・豚が馬なりになっている状態などでも推計が可能だ。
また、豚の姿勢や振る舞い状態をAIに判断させることで、異常豚の識別を行うことができる。
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