株式会社NTTデータ関西は、株式会社類設計室 農園事業部(以下、類農園)と協働して開発した農作物販売所に特化した需要予測サービス「アグリアスエ」を、2023年4月から新たに提供する。
「アグリアスエ」は、独自のAIエンジンを用い、降雨などの気象データやイベント開催などの条件を加えて客数を予測する。それにより、最適な販売数量と適正価格が導き出す。
「アグリアスエ」を活用することで、農作物の直売所における販売価格・数量予測ができるようになり、生産者はこの予測に応じた作付け計画の検討ができるようになる。
また、農作物の売り切れによる機会損失と売れ残りに伴う廃棄を極小化することも期待されている。
NTTデータ関西は今後、全国の農産物直売所および道の駅への導入を目指すとともに、提携生産者も含め、顧客ロイヤルティ向上を支援するサービスも予定している。
また、類農園は今後、「アグリアスエ」を活用して、より精度の高い作付け計画の策定や、提携する生産者への作付け依頼を行う予定だ。
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