株式会社タカミヤとAGRIST株式会社は、AGRISTの農業用ロボットおよびデータを用いた農業アシストサービスと、スマート農業に最適化されタカミヤの農業用ハウスの事業をかけ合わせた、自動化農業システムパッケージ「Sustagram Farm」を共同事業として展開している。
そして本日、「Sustagram Farm」において、タカミヤの農業用モデルハウス「G-Castle Neo48」を鹿児島県東串良町に竣工し、AGRISTのピーマン自動収穫ロボット「L」(トップ画)が実装されたことを発表した。
今回ハウスに導入される「L」は、搭載されているカメラから得たハウス内のピーマンの画像をAIが識別・判断し、自動で収穫を行うロボットだ。
独自機能の収穫ハンドで茎を短くカットし、ピーマンの出荷基準の茎の長さにするため、収穫後そのまま出荷することができる。
また、「L」がハウス内を移動しながら各農場ごとのオリジナルデータを集めることで、より効率的な営農の場や環境を提供する仕組みの搭載も予定されている。
「G-Castle Neo48」は、今回、AGRISTのピーマン自動収穫ロボット「L」に適応するために、ハウス内上部にワイヤー式のレールを作成した。これにより、日々の管理作業を遮らず、ハウス内の高位置にロボットが旋回することができる。
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