株式会社ルートレック・ネットワークスは、大阪府池田市細河地域に開設された先進農福連携農園にて、同社が開発するAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を導入したことを発表した。
ゼロアグリは、土壌センサや日射情報から作物にとって最適な潅水・施肥量をAIが算出し、最適なタイミングで実施を行うスマート農業システムだ。
これにより、生産者の省力化や作物にストレスのない潅水施肥により、作物の収量、品質向上に繋がる。また、AIが最適な量の潅水施肥を行うことにより、多施肥を防ぎ、化学肥料による地下水汚染やCO2排出削減にも貢献する。
池田市は、ハウスでのミニトマト栽培において、AIやIoTを活用したスマート農業に、農福連携を組み合わせた新たなビジネススキームの構築に取り組むとともに、その他の地域への展開による地域活性化を目指している。
ルートレック・ネットワークスは、ゼロアグリを池田市に開設される先進農福連携農園に導入することにより「AIによる潅水施肥の自動化」を行い、株式会社クボタが運営する「クボタインキュベーションファーム」の各パートナー企業と共にこの取り組みを支援していくとしている。
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