トライポッドワークス株式会社は、映像認識AIを用いた映像解析サービスの強化を行い、ドローン映像や夜間映像にも対応することを発表した。この技術により、高所からの映像解析だけでなく、肉眼では見えない暗闇においても個体識別や動体解析、色の認識や動画撮影が可能となり、昼夜を問わない設備点検、セキュリティ、災害対策の実現に向けてサービスを提供できるという。
同社は、これまで建設、農業、保育などの分野で映像解析サービスを提供する「映像情報を基軸としたIoTサービス事業」を推進してきた。今回、これまでのサービスをドローンや超高感度カメラを用い、広大な敷地や夜間作業などの幅広い利用ニーズに応えるべく拡張された。
映像認識AIにはNTTコムウェアが提供する「Deeptector」を採用、ドローン分野はイームズロボティクスと連携。また、夜間の撮影には超高感度カメラ 「CANON ME20F-SH」を用いて、目視が出来ない星明りの暗闇でも可視光映像の撮影が可能となり昼間と変わらない映像解析が可能になるという。
空からの映像解析業務は多岐にわたり、畜産分野での手間がかかる頭数管理への利用や、セキュリティ上の人物検知、災害時の避難所での人数カウントや夜間の高速道路の危険物点検などでの利用が考えられ、幅広い分野での応用が期待できるという。
【関連リンク】
・トライポッドワークス(TripodWorks)
・NTTコムウェア(NTT COMWARE)
・イームズロボティクス(EAMS ROBOTICS)
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