製造業を中心にAIサービスを展開する株式会社クロスコンパスは、12月17日から無料でAIの性能のデモ評価が出来る「AI Factory」を開設すると発表した。「AI Factory」では、顧客の持ち込んだ時系列データ(※)を分析・識別するAIの生成、評価ができ、2019年初旬にリリース予定のAI開発ツール「Wave-IX」の性能も体験できるという。
Wave-IXは、AIの専門知識がなくても簡単に異常検知用のAIを生成できる開発ツール。ディープラーニングを駆使して「波形まるごと」解析が可能で、これまでの目視検査や統計的手法に比べ、異常検知の大幅な精度向上が期待できるという。特徴は以下の通り。
- 欠陥製品の検出など異常検知用のAIを簡単に作ることが可能
- AIの専門知識が不要(画面のガイドに沿って入力するのみ)
- 人が気づかない変化や特徴をディープラーニングが検出
※圧力、電流・電圧、温度、流量、位置データなど、時間的に変化した情報を持つデータ。これらのデータを解析することで、現象の分析や予測が可能。また、これらのデータは既に生産現場で計測され保持されていることが多く、「採ってはいるが使い道がわからない」データの有効活用がWave-IX で可能になるという。
【関連リンク】
・クロスコンパス(XCompass)
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