スループットなどの通信品質は、エリア環境や利用形態によって常に変動することから、通信品質の維持・向上のためには、基地局でのトラフィックデータの収集・分析を行い、周波数が効率的に活用できているかなどを定期的に確認、調整することが不可欠となっている。
そこで、KDDI株式会社は、エリクソン・ジャパン株式会社と共同で、AIを活用したネットワーク最適化の手法を開発し、全国のau基地局の運用に導入する。
基地局の運用にAIを活用したネットワーク最適化の手法を導入すると、AIが自律的に各基地局から収集したデータをもとに最適なパラメーターの提案を行い、それに基づいた調整が可能となる。これにより、これまで膨大な時間と工数をかけていたネットワーク全体のデータ収集・分析と各種パラメーターの策定が短縮することができ、基地局ごとに個別調整が容易となるため、さらなる通信品質の向上を図ることができる。
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