三菱総合研究所の米国調査会社レポートによると、ブレインテック市場は2024年には5兆円規模になると試算されている。さらにビッグデータとAIの台頭により、脳科学を利用する意義が一層問われるようになっている。
こうした中、VIE STYLE株式会社(以下、ヴィースタイル)は、北陸先端科学技術大学院大学と、ヴィースタイルが開発するイヤホン・ヘッドホン型簡易脳波計から測定された脳波と生体情報により、ユーザーの深層心理を解析しAIを構築する共同研究を開始した。
ヴィースタイルでは、心と体を整えるI.o.H.デバイス(生体情報を取得するデバイス)と生体情報を活用してサービスを提供するI.o.H.ウェルネスプラットフォームの開発を行なっている。
同プラットフォームでは、音楽や映像コンテンツを視聴しているユーザーから、ヘッドホン・イヤホンを通じて生体情報を取得し、AIが解析して、ユーザーの深層心理を推定する。レコメンデーション機能等に反映することで、ユーザーに個別最適なコンテンツを提供し、ユーザーを心地よい状態に誘導サポートする機能を備えている。
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