近年、これまでクラウド上で実行されることが一般的であったAIの情報処理をエッジ(※)側で実行する「エッジAI」への注目、実装への具体的な取り組みが増加しており、自動運転や第四次産業革命といった注目を集めている分野で特にその需要が高まっている。
また、2019年に米国ガートナー社が発表した「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2019年」において、注目すべき29の先進テクノロジに選出されるなどエッジAI業界への期待が高まっており、世界各国の企業や研究機関において様々な取り組みが進んでいる。
一方、専門性の高さから一般的な認知や業界に関する情報が拡がりづらい側面がある。
株式会社エイシングは、エッジAI領域における市場調査機関「Edge AI Research Center」(以下、EARC)を設立した。
EARCでは、独自調査により世界各国における最新技術動向や市場ニーズを捉えたトレンドなど継続的な情報発信を行う。情報発信の拡大により、エッジAIという技術が自動運転や直近のテレワーク増加などを受けた製造業における「工場の自動化(FA)」推進などをはじめ、より身近な生活に拡がることを推進し、エッジAI業界全体の発展に貢献できることを目指す。
※ エッジ:産業用ロボット(FA:Factory Automation)や、スマートフォン、コンピュータが内蔵された自動車など、利用者の近くにある機器を指す。
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