AIの活用において、これまでクラウド上で実行されることが一般的であったAIの情報処理をエッジ側で実行する「エッジAI」の実装への取り組みが近年進んでいる。特に、即時性や高いセキュリティが求められる、自動運転や工場の自動化のような分野において必要性が高まっている。
AIを導入するプロジェクトにおいては、まず膨大なデータの適切な解析や、AIで最適な予測成果を出すためデータを学習させる前に行う専門的なデータの前処理などを行う必要がある。
データ解析を行うには、事前の環境設定やプログラミング知識が必要であるため、専門のAIエンジニアやデータサイエンティストのみが実行可能な専門的な業務領域である事が多い。
株式会社エイシングは、製造業のエッジAI導入を支援するデータ解析ツールを開発した。
同ツールは、エイシングのエッジAIアルゴリズム「AiiR(AI in Real-time)」シリーズの導入時におけるデータの解析・前処理で活用を開始していくとしている。
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大学卒業後、メーカーに勤務。生産技術職として新規ラインの立ち上げや、工場内のカイゼン業務に携わる。2019年7月に入社し、製造業を中心としたIoTの可能性について探求中。