NTTイーアジア株式会社と、ベトナム国営の電気通信事業者VNPTとの合弁会社であるOCG Technology JSCは、ベトナムの技術者により、人工知能に学習させるための教師データを大量に作成するアノテーションを、低コストで提供するサービスを開始することを発表した。
今回発表されたサービスでは、NTTイーアジアに対し、AI学習用に教師データを大量に必要とする日本企業が、アノテーション用の画像データを提供する。そしてハノイのOCGにおいて、日本人スタッフが品質管理を担い、ベトナム人オペレーターがアノテーションを実施する。
具体的には、矩形で対象物を囲って物体を識別したり、対象物ごとに領域分割を行うセグメンテーションなどを実施し、オペレーター相互のクロスチェック及び日本人スタッフによる最終確認の後、顧客に指定のフォーマットでデータを納品する。(トップ画参照)
今後はアノテーションのみでなく、ベトナムのエンジニアとともに、AIエンジンの開発を日本よりも低コストで実現することを目指していく、としている。
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