株式会社アラヤは本日、AI技術とニューロテック(ブレインテック)を掛け合わせ、顔画像から脳波を推定するアルゴリズム「Face2Brain」を開発したことを発表した。
「Face2Brain」は、顔画像から脳波を推定するアルゴリズムだ。
「Face2Brain」を、顔画像が取得可能な機器(車載カメラやWebカメラ付きPC等)に搭載、もしくはAPI連携することで、脳波を推定し、覚醒度の低下による作業者の眠気や注意力の変化の検知が可能だ。
表情と脳波の関連性に着目し、ディープラーニングを活用して顔画像から脳波を推定することで、「脳波計の装着なしに脳波を推定するアルゴリズム」の開発に成功している。
Face2Brainによって推定された脳波は、特に覚醒度を示すデルタ波において高い相関性を有する。そのため、車の運転時や、建築現場・製造現場などの、注意力や判断力が求められる現場での活用に適しているという。
そのため、作業者の状態のモニタリングを通して作業者への休息指示を行うなど、安全管理への応用も想定されている。
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