株式会社スカイロジックはこれまで、物体認識タイプのAI「DeepSky」を100例以上提供しているが、不良サンプルが出にくい製造ラインでは、不良品画像の少なさからAIの学習が難しい事例もあったという。
そこで本日スカイロジックは、良品画像だけで学習可能なAI画像処理ソフト「DeepSky-SS」をリリースしたことを発表した。
DeepSky-SSは良品画像だけで学習することができ、良品にはない特徴に反応して検出する方式のため、不良サンプルがない状況下でも、AIによる製品検査が可能になる。
PC1台で「画像データ収集→学習→判定」を行うことが可能で、良品画像を撮り溜めて「学習」ボタンをクリックすることで、AIが自動で設定パラメータを調整する。
不良画像がある場合は、不良の具体例として教師画像に組み入れることができる。これにより、具体化された不良の検知精度を向上させることが可能だ。
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