株式会社ファンケルは、約20年以上前から角層のタンパク質に着目した研究を行っており、角層に含まれる約100種類のタンパク質の中でも、特に肌の美しさに関わるタンパク質を発見し、理想の素肌美は「7つの肌力」のバランスが整っていることが重要であることを発見した。
そして2015年には、この研究を応用した肌解析システム「角層バイオマーカー解析」を開発し、サービスの提供を始めている。しかしこのサービスは、一部の直営店舗と通信販売のみの提供であり、解析結果に時間を有するといった課題もあった。
そこでファンケルは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の東芝アナリティクスAI「SATLYS(サトリス)」を採用し、短時間で解析ができるシステムへ進化させたパーソナルカウンセリングサービス「AIパーソナル角層解析」を、9月16日より全直営店舗にて開始する。
「AIパーソナル角層解析」サービスは、角層を1枚のテープに採取して、ファンケルが独自に開発したAIにより、角層から得られるその人だけの「角層のかたち」と「肌の美しさに関するタンパク質(角層バイオマーカー)」を掛け合わせた解析を行う。
解析結果は、5つの肌トラブル(乾燥、シミ、シワ、毛穴、くすみ)の根本原因とされる、「バリア力」「メラニン調整力」「抗酸化力」「肌修復力」「抗ストレス力」「くすみ除去力」「毛穴抗炎症力」といった「7つの肌力」について判定し、将来の肌悩みを予測する。そして、結果に基づいた内外美容による総合ケアを提案する。
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