クリューシステムズは1月31日、様々なAI(人工知能)エッジデバイスからの検知アラートを一括管理し、簡単な操作で目的の検知情報をすばやく検索できるAIマネジメントシステム「AIMS」を3月から提供すると発表した。
「AIMS」は様々なAIによる検知情報を整理し、ユーザーが簡単にストレスなく、優先度の高いAI検知情報を確認できる。検知した情報は特別なデータベース(DB)に整理して保管するため、すぐに検索が行える。これまで録画機を使った検索で録画ビデオを見返して該当箇所を探し出していた労力が不要になるという。
AIカメラは、VMS(ビデオ・マネジメント・システム)にAI機能を追加する方式が一般的だが、「AIMS」では、AI検知情報の管理を独立して行うことでVMSの種類を選ばず、レコーダーとの組み合わせでも簡単に利用できるようにした。システムで発生時刻を確認し、VMSやレコーダーの録画から、その時刻のシーンを確認することで、巻き戻しや倍速再生などよりも見つけたいシーンを素早く検索できる。
検知情報と検知した時の静止画と動画(10秒:検知前6秒、検知後4秒)のみ保管するため、連続してビデオを録画するVMSよりも長時間の記録が可能。記録媒体には、USBメモリやUSBドライブが利用できる。
「AIMS」は1台で、最大1024台のAIカメラに接続できる。システムは、AIボックスか、AIブレード内AIユニット1台のみで利用が可能。VMSから独立したシステム構成となるため、検知情報の一括確認と、収集データの活用が行えるとしている。
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