TIS株式会社は、取引先からFAXで受信する注文書や見積書・請求書などの帳票から必要情報を基幹システムへ登録し、受発注作業を提供して作業を効率化する「FAX受発注業務DXサービス」を発表した。
「FAX受発注業務DXサービス」は、1時間当たり数千枚のFAX送受信可能な株式会社トランザクトの「TransFax」と、TISのAI-OCRトータルサービス「Paperoid」の、「帳票振り分けAIサービス」と「帳票読み取りAIサービス」を組み合わせたクラウドサービスだ。
これにより、FAXで受信した帳票をクラウドからダウンロード、もしくは帳票画像を添付メールで受信するなどのデジタル化ができるため、自社でのFAXシステムの運用が不要となる。
また、FAX受信後の帳票を画像解析により、顧客別・種類別に振分け、多種多様なフォーマットに沿った順番の変更を伴ったテキスト化や出力ができるため、後続の基幹・会計システムにインポートするデータ加工までを自動化することが可能だ。
今後は、FAXの受信帳票や郵便・添付メールのPDFファイルに加え、これらの帳票の電子帳簿保存法に則したスキャナ保存への対応なども実施していく予定だ。
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