Turing株式会社は、画像生成AI「Stable Diffusion」を活用してデザインした「完全自動運転EV」のコンセプトカーを公開した。
このコンセプトカーは、チューリングが2030年に10,000台の販売を目指す「完全自動運転EV」をイメージしたものだ。
AIを活用したコンセプトカーのデザインプロセスは、両社でデザインの方向性を協議した上で、まずは複数のキーワードを抽出。それをプロンプト(AIへの指示テキスト)に起こし、「Stable Diffusion」で大量の画像を生成した。
さらに、生成された画像をカテゴライズした上で、さらにプロンプトの調整と画像生成を複数回繰り返し、まずは二次元のデザインイメージを確定。さらにそこからマニュアルでの微調整とデジタルモデリングやCGレンダリングといったプロセスを通じて三次元のデザインデータを作成した。
「Stable Diffusion」を活用し、カーデザインのプロセスにおけるデジタルモデリング、CGレンダリング、フルカラー3Dプリントによるスケールモデル、走行アニメーションやARデータまでを製作している。
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