一般的なディープラーニングではハイスペックなPCやGPUが必要になる。
エッジAIを開発・提供する株式会社エイシングは、マイコンにも組み込み可能な軽量性をもつディープラーニング「AiirDNN」を開発し、リリースした。
AiirDNNには2通りの使い方がある。
1つ目は、外部のAIプラットフォームで学習させて構築したAIモデルデータをAiirDNNで変換する方法である。メモリ容量をより小さく、かつオンデバイス学習が可能なAIモデルデータに変換することができる。量子化などの圧縮をしないため推論精度が低下しないという。
2つ目は、学習データをそのままAiirDNNで学習させる方法である。この場合にも、軽量でオンデバイスで追加学習が可能なAIモデルデータを構築できる。また、新規学習からマイコンで行うことができる。
マイコンに組み込めるようになることで、従来より小さく、かつ低コストにディープラーニングを利用でき、様々なデバイスにAIを搭載できる可能性が広がる。
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