行動認識AI(人工知能)を開発するアジラは4月26日、監視カメラやAI技術と警備オペレーションを組み合わせたサービス「TS-Zero(ティーエスゼロ)」に搭載されたAI警備システム「アジラ」が、4月14日に開業した超高層複合施設の「東急歌舞伎町タワー」で導入され、運用を開始したと発表した。
AI警備システム「アジラ」は、行動認識AI技術を基にしたAI警備システム。既存のカメラをAI化し、異常行動(転倒、卒倒、けんか、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出したときだけ、瞬時に映像を通知する。人の動きに対する検知精度が高く、不審行動の早期発見や転倒事故などに迅速な対応を行えるという。
今回の導入では東急セキュリティの「TS-Zero」に組み込み提供した。「TS-Zero」は、クラウド録画式防犯カメラ、AI画像解析技術と、警備オペレーションを組み合わせたサービス。
東急歌舞伎町タワーでは、人流や人の動きによるトラブルなどの発生を未然に防止することを目的に導入した。システムで、防犯カメラの利用範囲を広げ、強固なセキュリティ体制を構築。同時に、警備員との効率的に連携しり、施設全体のセキュリティレベルを向上する。
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