昨今、生成系AIを取り巻く環境は急激に変化している。
KDDI株式会社は、社員1万人を対象に生成系AIを活用したAIチャットサービス「KDDI AI-Chat」を実業務で利用開始した。
同利用開始により、社員はAIサービスを業務利用することが可能となる。例えば、企画業務におけるリサーチやアイデア出し、クリエイティブ業務支援、文書作成支援などで利用する。KDDI独自の環境を構築して利用するため、秘匿情報が外部に流出しないことが担保されているとのこと。
今回の生成系AIの利活用促進に向けて、新たな社内体制を2023年5月8日から構築している。全社の部門横断の体制となり、生成系AIの取り組みを推進する。
KDDIグループでは、2021年8月に「KDDIグループAI開発・利活用原則」を策定している。生成系AIに関しても、同原則に則りリスクを評価した上で活用を進めている。また、生成系AIに特化した社内ガイドラインなどの整備を実施していくとした。
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