株式会社シーエスコミュニケーションは、AIを活用してバーコードのない製品を認識する「エッジIRリーダー」のベータ版をリリースした。
「エッジIRリーダー」は、データ処理をクラウド上ではなく、データを取得したカメラなどの端末で行い、加工したデータのみをクラウドに送信する「エッジAI」技術を採用している。市販のカメラに「AI実装」できるため、システム利用料だけで運用することが可能だ。
これにより、物体の色・形状・大きさ・質感などのあらゆる因子を分析して認識することができる。
これまでの検証では、ラーメンの画像認識をさせた場合は、醤油ラーメンか塩ラーメンか、ひき肉の画像認識をさせた場合は牛・豚・鶏のうち何のひき肉かまで識別できることが確認されている。
また、物体の識別だけではなく、傷や汚れの判別をAIに学習させることも可能だ。
なお、「エッジIRリーダー」ベータ版のリリースにともない、「無人レジ」を想定したデモ動画が公開されている。
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