コニカミノルタ株式会社は、初期発煙をAIで検知し、火災の早期発見に寄与する「FORXAI(フォーサイ) Safety Solution for Smoke Detection」(以下、Smoke Detection)を開発した。
なお、「Smoke Detection」は、2023年6月21日より東京ビッグサイトで開催される「日本 ものづくりワールド/製造業DX展」に出展し、7月には海外に先行して国内の関係会社であるコニカミノルタジャパン株式会社より発売する予定だ。
「Smoke Detection」は、画像解析AI「FORXAI Imaging AI」を用いた、煙を検出するアルゴリズムが搭載されており、さまざまなカメラの映像から立ち上る小さな煙を検出することが可能なサービスだ。
その検知結果を可視化することにより、設備管理者がビデオマネジメントシステム(以下、VMS)クライアント上で、火災の前兆である煙発生を発見することができる。
利用方法は、既設のカメラやVMSサーバなどの既存システムに、「Smoke Detection」を搭載した解析サーバを増設することで、導入が可能。
また、VMSサーバ経由で複数台のカメラ映像の解析を行うことができ、設備管理者はVMSクライアント画面上で煙の検知を確認することができる。
さらに、VMSの持つイベント・アクション機能を活用し、煙検知時に警告灯を点灯したり、スピーカーを鳴動したりすることで、煙の発生を確認することが可能だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。