100年企業の多い日本の企業が蓄積するナレッジ(ノウハウ・経験)は膨大である。一方で、労働者の高齢化、人口減、DX導入の遅れなど、ナレッジの効率的な継承・活用は多くの企業において急務となっている。また、多様な職種で技術やノウハウが属人的となり、貴重なナレッジの吸い上げ自体ができていない現状もある。そのほかにも企業のナレッジ収集の障壁として、手書き・キーボードでの入力に関わらず「書いて報告する」こと自体が担当者の負担となり、これが原因でナレッジを効果的に収集できていないケースもある。
株式会社シナモンは、日々蓄積される企業のナレッジを、音声や画像、映像などさまざまなデータ形式で簡単に収集可能なAIプロダクト「Knowledge Collector」を、2023年11月1日より正式発売すると発表した。
Knowledge Collectorは、AI 音声認識やAI-OCRなどAI技術を組み合わせたナレッジ収集ツールで、2023年7月にβ版を無料提供している。職種や部署、チームによりナレッジの蓄積や報告方法は様々だが、Knowledge Collectorは音声認識によるテキスト入力、手書き・活字などの写真画像からAI-OCRによるテキストの自動抽出、エビデンスとなる動画、フリーテキストなどあらゆる入力方式に対応しているほか、レポートのテンプレートを自由にカスタマイズできるノーコードレポートビルダー機能を搭載しているため、全社各部門で導入できる。
(音声入力/プルダウン/ラジオボタン/写真/動画/バーコード/QRコードなど)
Knowledge Collectorを導入することで、例えば営業日報やアジャスター業務報告、検査記録、マニュアル作成などの作業効率化に貢献する。
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