オーシャンソリューションテクノロジー株式会社は、2023年11月に長崎県で予定されている、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)第一宇宙技術部門SAMRAI部門内プリプロジェクトチームにより実施される、超広帯域電波デジタル干渉計「SAMRAI」の航空機を用いた実証実験に協力することを発表した。
オーシャンソリューションテクノロジーは、衛星搭載SAMRAIによって将来観測される海面塩分、海面水温、海上風速等の海洋データを可視化し、AIを用いた漁業予測情報を、漁業者向け操業支援システム「トリトンの矛」により漁業者に提供する。
衛星搭載SAMRAIは、マイクロ波を用いており、光学式では困難な雲下の観測が可能だ。
加えて、人工的に発生するマイクロ波をフィルタリングする事で、昼夜天候に関わらず海面塩分、海面水温、海上風速等の海洋データを取得することができる。
今回、航空機を用いた実証実験では、長崎県総合水産試験場や長崎大学を始めとした、産学による各種海洋データの現場観測を、オーシャンソリューションテクノロジーが調整および取りまとめを行い、JAXAとの飛行経路およびスケジュール調整を推進する。(トップ画:長崎県海域での飛行計画)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。