株式会社みんがくは、同社が提供する教育現場向け生成AI活用プラットフォーム「スクールAI」において、MicrosoftのAzure OpenAIによるChatGPT環境を構築し、アップデートを実施した。
「スクールAI」は、教育現場でChatGPTなどの生成AIを利用するためのプラットフォームだ。現場の課題に合わせてカスタマイズでき、各生徒の思考過程をログから確認することができる。
今回、Microsoft Azureのセキュリティ基準に準拠したChatGPT環境を提供し、情報セキュリティリスクを回避する機能を標準搭載した。
Azure OpenAI Serviceの「コンテンツ フィルタリング」では、「差別・侮蔑表現(Hate)」「性的表現(Sexual)」「暴力的表現(Violence)」「自傷行為にかかわる表現(Self-harm)」の4つのカテゴリに関して、コンテンツを4つの重大度レベル(安全、低、中、高)に分類し、それに基づいて入力されたプロンプトの内容と応答を抑制する。
また、「スクールAI」では対話内容がAIの学習データに利用されることがないほか、先生が生徒の利用状況やログを確認することも可能だ。
現在、優待価格モニターとして、先生個人・企業および学校の各10者を募集しているほか、2023年1月10日に生成AI活用に関する無料講座の第一弾としてウェビナーを開催するとしている。
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