ソニーネットワークコミュニケーションズ、AI予測分析ツールに「説明資料生成機能」を追加

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、同社が提供するAI予測分析ツール「Prediction One」に、新たに「説明資料生成機能」を追加することを発表した。

「Prediction One」は、専門知識がなくても予測分析が可能なツールだ。数クリックの操作で予測分析が実行でき、ソニー独自開発の自動モデリングによる高い予測精度を実現している。

予測分析を実行するための主なステップは、「学習」「評価」「予測」のフェーズに分けられている。精度の高い予測を実行するためには、「評価」のフェーズで自社のデータ精度や改善点を正しく理解し、より有効なデータを学習させてモデルの精度を向上させることが重要だ。

予測分析実行のステップ

そこで新機能では、「評価結果」画面において、予測対象やビジネス課題、活用方法、データタイプやデータユニーク数、欠損など学習用データのサマリ、予測したい項目や予測期間、指標の見方や結果の解釈方法、注目すべき指標、結果に対する各データの寄与度、精度改善の手段や結果を用いた業務活用のアドバイスなどを記載したパワーポイント資料をダウンロードできる。

評価結果の画面イメージ

また、この資料は、ユーザが作成したモデルに基づいて大規模言語モデルを使用し、パーソナライズされる。

新機能の提供開始は2024年1月11日で、「Prediction One」クラウド版を対象とし、自動で利用することが可能だ。

なお、「説明資料生成機能」は、Azure OpenAI ServiceのGPT-3.5を使用しており、入力されたデータが他者にわたり利用されることはないとしている。

 

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