GMOインターネットグループは、クラウドプログラムの供給確保計画に関する経済産業省の認定を受け、生成AIの基盤となるクラウドインフラの提供に向けたGPUサーバへの投資を行うと発表した。
今回の投資により、大規模言語モデルの開発・研究者向けに、GPUメモリ容量とメモリバス帯域幅を拡大・最適化された「NVIDIA H200 GPU」を、約800基採用したGPUサーバをクラウド環境で構築する。
さらに、NVIDIAのサポートを受け、マルチGPU間での超低レイテンシと超高帯域幅を特徴とする「NVIDIA H200 GPU」のパフォーマンスを最大限に活かすための推奨構成を採用したGPUクラウドサービスの提供を計画している。
なお、この計算環境の構築に関わる設備投資額は、合計約100億円を見込んでおり、今回経済産業省からは、最大19.25億円の助成を受ける予定だ。
エヌビディア合同会社 日本代表兼米国本社副社長である大崎真孝氏は、「大規模な言語モデルに取り組む開発者や研究者は、高性能なアクセラレーテッド コンピューティング環境から大きな効果を得ることができる。
GMOインターネットグループは、NVIDIA H200 GPUを用いたリファレンス アーキテクチャを採用する日本初のクラウドサービスプロバイダー パートナーだ。本協業により、生成AIの開発を加速し、国内においてAIを活用した様々な産業の活性化に貢献できると確信している」とコメントした。
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