株式会社Insight Techは、各企業が定めるパーパス・理念の浸透度をAIで定量化する「パーパス可視化AI」を、味の素株式会社に提供を開始すると発表した。
この取り組みでは、主要10ブランドを対象に、味の素グループに寄せられる問合せに加え、SNS上での発話や、Insight Techが運営する「不満買取センター」に寄せられる不満といったVoC(Voice of Customer)のテキストデータをAIで解析し、各ブランドにおいて貢献価値がどの程度浸透しているかを定量的に評価する。
この結果をまとめることで、「その期間に各ブランドにおいてどの程度貢献価値が実感されたか、浸透したか」を客観的に評価できるようになる。
また、スコアが高いVoCのテキストデータに注目することで、具体的にどのようなオケージョン(生活者の具体的な行動や場面)で貢献価値が浸透しているかを把握することも可能だ。
なお、取り組みは2023年度の試験的運用を経て、2024年度より年間を通じて本運用を開始するとしている。
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