NECソリューションイノベータ株式会社は、「NEC EBPM支援サービス」に、生成AIを活用した政策案を提言する機能を搭載し、提供開始すると発表した。
「NEC EBPM支援サービス」は、政府統計の総合窓口「e-Stat」の政府統計データと、統計データを「人口千人当たり」等の単位で算出した同社独自のデータを用い、自治体向けに自団体の順位や統計指標間の相関の分析、自団体のデータを用いた政策効果の分析を支援するクラウドサービスだ。
今回、生成AIを用いて、政策立案に資する重要な統計指標5つの抽出と、抽出した指標との相関関係の解説、さらに抽出した指標すべてを俯瞰した政策案を提言する機能を新たに実装した。
生成AIの活用により、これまでの相関係数の高さのみで判定するのではなく、有用性の低い指標などを除外して、政策立案に資する重要な統計指標を選定し、提示する。
また、選定された統計指標と自団体の政策目標との相関関係について、生成AIを活用することで、詳細な解説を提供するほか、選定された統計指標を基に、生成AIが具体的な政策案を複数提言する。
今後NECソリューションイノベータは、利用者からのフィードバックを取り入れながらツールを進化させるとしている。
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