テックファーム株式会社は、デジタルヒューマンと生成AIを活用したソリューションサービスを開発した。
このサービスは、同社がAI研究の一環として進めてきた「人のコンディションの可視化」を応用したもので、感情推定ができるコミュニケーションアバターを作成し、対人コミュニケーションに利用することができるものだ。
同社が開発した、生成AIを中核とするシステム汎用基盤「AI Frame」を活用。会話は大規模言語モデル(LLM)を活用しており、会話の元となる情報は再帰的質問応答生成(RAG)を活用している。話し方や性格の設定はプロンプト(指示文)で行うことができる。
なお、インプット情報はあらゆる形式に対応しており、ユーザに関するパーソナル情報も随時追加することが可能とのことだ。
また、インプット情報に加え、アバターがユーザと音声で会話することで、話す速度・声色の高低・抑揚・話す内容・発話量などから、ユーザの心理状況や感情を推定する。そのため、会話を重ねるごとに会話内容と感情推定値を蓄積し、ユーザの理解を深めるのだという。
利用シーンとしては、福祉・医療・教育・エンターテインメントなどが挙げられている。
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