株式会社ELEMENTSは、コスモ石油マーケティング株式会社および株式会社タツノと、セルフ式ガソリンスタンドにおける人手不足解消に向けたAI自動給油許可監視システムの実証実験を、2024年10月中に実施すると発表した。
このシステムは、給油者がガソリンの給油や灯油の注油をする際に、ノズルを計量機から外して給油や注油を開始する際の許可判定、および給油や注油が完了しノズルを計量機に戻すまでの監視をAIが行うものだ。
現在SS従業員が行っている業務の一部をAIに代替させ、店舗における省人化や既存SS従業員の高付加価値販売へのシフトのほか、AIのサポートでヒューマンエラーなどによる事故やトラブルを防ぐことを目的としている。
利用方法は、ガソリンスタンドのレーンにカメラを設置し、カメラから取得された画像情報などからAIによる画像認識技術で、正常な給油姿勢であれば給油の許可を、給油の際に火気の疑いや、ポリタンクや携行缶への給油の疑いがある際は、給油の不許可/停止及びSS従業員への警告を自動で行う。
今回実施される実証実験では、2024年3月の消防庁通達で求められている仕様に対して、追加開発をした機能や、既存機能の改善の検証をする。
対象項目は、給油者がガソリンの給油や灯油の注油をする際に、ノズルを計量機から外して、給油や注油を開始する際の許可判定、および給油や注油が完了した際にノズルを計量機に戻すまでの監視などだ。
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