保育業界におけるICTの利用は、保育士の負担軽減や働き方改革に対する効果が期待されるが、現場の状況によっては手書きが適切な場面も存在する。
こうした中、BIPROGY株式会社は、同社が提供する、保育園と保護者の間でコミュニケーションを図るためのサービス「mierun(みえるん)」に、「手書き作業を生かすAI機能」と「日々の活動を効率的に入力できる機能」を追加し、11月から提供を開始する。
「mierun」は、保育施設の職員と保護者間の連絡帳記入の負荷軽減を目的に、子どもの日常や健康・発達の状況を「見える化」するSaaSだ。
今回新たに追加されるAI機能では、手書きで記入した帳票をカメラで撮影することで、情報をデータ化する。
また、「日々の活動を効率的に入力できる機能」では、活動ごとの入力画面が追加され、喫食や排泄の状況などを最適化された入力画面から入力することで、それぞれの園児の連絡帳へ自動的に反映される。
なお、対象の活動は順次拡張予定とのことだ。
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