成田国際空港株式会社は、Hmcomm株式会社と協力し、AI活用による異音検知の実証実験を開始すると発表した。
成田空港内には多くの設備が存在し、保守員が巡回点検を行うことで予防保全している。しかし、少子高齢化による熟練した保守員の減少や、将来の設備増加による作業負担の増大が課題となりつつある。
そこで今回の実証実験では、空調・上水・温水設備を対象として、設備稼働音のAI活用による異音検知の有効性について、空港版AIモデルを構築し、2025年3月から検証する。
これにより、保全業務の省力化、設備異常の早期発見、安定した品質での設備メンテナンスに繋げる計画だ。
また、将来的には他の空港内設備についても同システムを活用し展開するとしている。
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