株式会社カブクは、人工知能を用いた製造工場選択の最適化や3Dデータのセキュリティ技術、デジタル製造技術サポートなどに関する特許を、特許ポートフォリオとして複数出願した。
「第4次産業革命」や「インダストリー4.0」と呼ばれる潮流の中、製造業にも、AI(人工知能)、IoTといった新しい技術や概念の適用が進んでいることを背景に、カブクではこれまでも「製造したい3Dモデルデータや素材・後処理などの内容をもとに、最適なデジタル製造工場や3Dプリンターを選択する自動マッチング」に関する特許を取得してきた。(※1)
今回は、試作品・特注品のオンデマンド製造サービス「MMS Connect」(※2)におけるAI活用による製造方法(積層造形、切削加工、板金加工、鋳造など)の最適化、及び、三菱商事、日本通運との業務提携(※3)により強化されたグローバルデジタル製造ネットワークのAIによる精度向上に関する特許などを追加で出願した。これにより、オンデマンド製造サービスの競争力を高め、サービスをさらに強化していくという。
※1 「製造したい3Dモデルデータや素材、後処理などの内容を元に最適なデジタル製造工場や3Dプリンターを選択する方法」に関する特許(特許第5894227号)について
※2 試作品・特注品のオンデマンド製造サービス「MMS Connect」について
※3 三菱商事との業務提携について / 日本通運との業務提携について
【関連リンク】
・カブク(Kabuku)
・三菱商事(MC)
・日通(NIPPON EXPRESS)
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