住信SBIネット銀行株式会社は、日本電気株式会社(以下、NEC)と共同で不正送金対策としてAI技術を活用したモニタリングシステムの開発に着手したと発表した。
住信SBIネット銀行では、第三者による不正送金を防止するため24時間365日体制で振込のモニタリングを行っている。同開発は、NECのAI技術群「NEC the WISE」の一つである異種混合学習技術を活用し、不正送金の疑いがある取引を高精度かつ効率よく検知することを目的としている。
住信SBIネット銀行とNECは、本年2月から5月にかけて実証実験を実施した結果、既知の不正取引をすべて検知するなどの十分な成果を得たことから、実務適用に向けてシステム開発に着手することとなった。
【関連リンク】
・日本電気(NEC)
・住信SBIネット銀行(SBI Sumishin Net Bank)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。