人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がけるUBICは、 UBIC独自のアルゴリズムLandscaping(ランドスケイピイング)を用いた人工知能「KIBIT」を活用し、三菱東京UFJ銀行の法人向け銀行業務の一部の分野において、支援することを発表した。
UBICの人工知能「KIBIT(キビット)」は、専門家が自己の経験にもとづいて、重要と感じ取る“暗黙知”や“感覚”を学習し、対象となるテキスト データを関連性の高い順にスコアリング(点数付け)して表わすことができる。人間の手で1件ごとにデータを検索するよりも、早く、高い精度で欲しい情報 を抽出できる高度な情報解析技術を実現している。
「KIBIT」によるスコアリングの結果は、ビジネスデータ分析支援システム「Lit i View AI助太刀侍」を通じて、リスクやチャンスの「予兆」を業務担当者に通知したり、レポートとして報告することにより、ビジネスチャンスの獲得や機会損失を 防止することができる。
今回の導入は、同行の法人向け業務の一部の分野において蓄積された様々なテキストデータの解析を行うものだ。業務の効率化をはかるだけでなく、お客さまの課題解決や提案つながるような金融サービス向上に繋がるとして、試験的な導入に至ったものだ。
■KIBITについて
「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、UBICが独自開発した人工知能エンジンで、人間の心の 「機微」(KIBI)と、情報量の単位である「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味している。
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