設計をデジタルで行いシミュレーションするメリット
CreoというCADシステムで設計を行い、シミュレーションを加え、その結果をフィードバックすることに対するメリットはどこにあるのだろうか。ジム・ヘプルマン氏は「設計にフィードバックがどんどん入り、すぐ改善できるため、製品の市場導入が早まることだ。」という。
最近の設計では、単純なCADでの人による設計だけでなく、アルゴリズムを活用して構造設計を行う「ジェネラティブデザイン」と呼ばれる手法も登場していることもあり設計はより複雑化していると言える。
しかし、部品の構成管理を徹底することで、部品の設計だけでなく、部品の組み合わせによる無限のパターンから、マーケティングやセールスを行うことも可能となるはずだ。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。