グローバルをスタンダードとしたSORACOM
私が今回の発表でもっとも大きいと感じたのは、これまでグローバルSIMとよばれていたサービスを、IoT SIMと呼び変えたことだ。
これは、ソラコムのSIM(物理的SIMであれ、eSIMであれ)があれば、世界中どこにいてもSORACOM IoTプラットフォームの恩恵を受けられる、すぐにIoTを活用したビジネスをスタートできる、ということを前提とした、国内視点からグローバル視点への「視点の切り替え」だとも言える。
現在、世界中で一つの価格帯でIoTプラットフォームを含む通信サービスを提供している通信サービス事業者は、ないのではないだろうか。
ソラコムの取り組みは、通信事業者の取り組むグローバルサービスに対して、「もう一歩先の取り組み」とも言えるのかもしれない。
基調講演の続きは後日公開いたします。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。