IoTNEWS生活環境創造室では、「未来のあたりまえ」を生み出すべく、様々なB2C企業とのワークショップを実施している。
今回は、その番外編として、様々な企業の新規事業推進部門や、デジタル化推進部門など、20名の方と、電通の刺激的プランナー4名、IoTNEWS生活環境創造室4名を加えた、合計28名が夜な夜な集まり、4回のセッションに取り組んでいくこととなった。
本レポートはその第一回目、「どこよりもわかりやすいテクノロジーセミナー」編だ。
(グラフィックレコーディングは、アートディレクター 佐藤恵美子氏)
FUTURE PAIN, FUTURE VALUEから「未来のあたりまえ」を見つける
最初に生活環境創造室長の吉田健太郎から、夜のワークショップのオリエンテーションを兼ねて、環境創造の必要性と、キーワードである「FUTURE PAIN」、「FUTURE VALUE」について説明があった。
そして、ワークショップに参加する皆様からの自己紹介。
ワークショップ自体は1グループ7名で、4チーム、計28名で進めることになっているのだが、7/22は2名が業務の都合で欠席となり26名の方からご挨拶をいただいた。
デジタル技術は私たちの生活をどう変えるのか
続いて、メインコンテンツである、IoTNEWS生活環境創造室ならではの「どこもよりもわかりやすいテクノロジーセミナー」。今回は贅沢な3本立て。ただ、時間が限られていることもあって、それぞれ短縮バージョンとなった。
トップバッターはIoTNEWS代表の小泉耕二だ。「IoTとは?」というタイトルでプレゼンテーションが始まった。
会場の皆様から、「『惜しいと思う』テクノロジーデバイス」を挙げてもらったが、これからのヒントがたくさん詰まっていると思われる。
AIで「誰」の「何」を解決するのか
続いて、IoTNEWS生活環境創造室 AIスペシャリストの児玉拓也から「どこよりもわかりやすいAI」について話された。
既に商用サービスとして展開されている「パン屋×AI」をはじめ、「きゅうりの仕分け」や「豚の体重測定」など、わかりやすい事例が多く、AIをとても身近に感じる内容がもりだくさんだった。
5GxIoTで「ライフインフラ」が生まれる
最後に再びIoTNEWS生活環境創造室長の吉田健太郎が、今度は通信領域のスペシャリストとして「5Gの正体」について解説した。
「5Gが無ければ、IoTは拓かれない」。「5Gという通信インフラがあることで、センサーもAIもロボティクスも開花する」ということが構造的に理解できる内容で、会場からも納得の空気が創られていた。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。